UnNews:メジャーリーグの公式成績からOPSが除外へ

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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用済みとなりゴミ箱に捨てられるOPS。

【ニューヨーク 10月1日】

アメリカメジャーリーグ (MLB) では来年2022年シーズンの公式成績について、打者成績からOPSを除外することを発表した。セイバーメトリクスの先駆けともいえる指標が公式成績から外れることは、現代野球に大きな衝撃を与えることとなりそうだ。

OPSはセイバーメトリクスの生みの親であるビル・ジェームズが主となって生み出された打者の打撃力を示す指標であり、出塁率長打率の和という算出方法の単純さと得点との相関の強さから広く使われるようになった。そしてついにはMLBの公式成績となった。近年になって複数の問題点が明らかになり、より得点との相関が強い他の指標が生み出されてからも最大のメリットである算出方法の単純さから公式成績であり続けていた。

今回ついに公式成績から除外となった原因は複数考えられる。最も大きな原因はフライボール革命に伴うホームランの増加および単打の減少だろう。スタットキャストの導入とそれによる打球分析により、最もOPSに正の影響を与えやすいホームラン偏重の打撃スタイルが広まった。指標が確立された当初もOPSが出塁率を過小評価しているとの指摘はあったが、フライボール革命によりその指摘はいっそう強まることとなった。

さらに今シーズン、OPSによる打撃力の分析にとどめを刺すこととなったのは敬遠合戦であった。ホームランバッターに対し意図的に四球を出すことで、実際の打撃力よりOPSを低く抑えることが可能であると明らかになったのである。ある打者Oがホームランを打った場合、出塁率と長打率に正の影響が及び、特に長打率には大きなプラスとなるが、敬遠により四球となれば正の影響は出塁率のみに及び、長打率は変化が無い。OPSはもとより出塁率を過小評価していたため、他のどの指標よりも敬遠合戦の影響を受けることとなった。

そして敬遠が起こるシチュエーションは次に強打者がいない状況であるため、現在のOPSは選手の能力とは無関係に「チームにより多くの強打者がいることを示す指標」となった。

この問題に対処するため、MLBは四球に着目し、出塁率から打率を減じた値であるIsoDを公式成績に加えるとした。次の打者と比較して良い打者であるならば必然的に敬遠が増えるため、打者の四球は打撃力を測定する指標になりうることが根拠とされる。このIsoDにおいて顕著な成績を残したNPB所属選手として、2017年岡田幸文が挙げられる。


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