超対称性粒子

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超対称性粒子(ちょうたいしょうせいりゅうし)とは、力の統一という厨二病的な目標を達成するために必要な、仮想的な妖精の総称である。破天荒な性格を持つとされている。

概要[編集]

これらの素粒子は、いわゆる標準モデルと呼ばれる素粒子集団のトッペルゲンガーのようなものである。それらは種類も質量も等しいとされているが、一つだけ標準モデルの素粒子とは異なった点があり、それはスピンと呼ばれている[1]。標準モデルの素粒子はその大半がこのスピンを持っているが、超対称性粒子の素粒子はそのスピンにおいて標準モデルと比べて半回転だけサボるのだ。しかし、要領をかますといえば聞こえはいいので問題ない

種類[編集]

標準モデルよりも名前が若干格好良くなることで有名であり、世の厨二病患者達を興奮させている。

クォーク系[編集]

標準モデルの粒子の名前の前に「スカラー」という接頭語をつけるだけである(スカラーアップクォークなど)。標準モデルにおいてこの種類のスピンはすべて2分の1なので、半回転サボるとスピンは0になる。おい、仕事しろ。

レプトン系[編集]

クォーク系同様「スカラー」という接頭語を名前の前につけるだけであり、非常に適当なシンプルなネーミングであるといえよう(スカラー電子など)。また、スピンは先程と同様に0になる。おい、仕事しろ。

力を操る素粒子[編集]

力を操る素粒子は、標準モデル中でも勤勉で知られている。というのも、スピンがクォークやレプトンよりも多く、重力子に至っては2回転もしている。そのため、半回転サボったところでスピンは0にはならない。残念だったな!

なお、これらに関しては全くと言って良いほど何も分かっていないため、大した説明は書けない。一つ書けることは、なぜか名前が「ノ」で終わる傾向にあるということだけである。

  • フォティーノ
    光子の超対称性粒子。スピンは2分の1。なお、英語のforty(40)とは何の関係も無い。
  • ウィーノ
    ウィークボソンのうち、W型のものの超対称性粒子。スピンは2分の1。任天堂のこれは無関係である。
  • ズィーノ
    ウィークボソンのうち、Z型のものの超対称性粒子。スピンは2分の1。存在意義は未知数。
  • グルイーノ
    グルーオンの超対称性粒子。スピンは2分の1。存在意義は未知数。
  • グラビティーノ
    重力子の超対称性粒子。スピンは2分の3。存在意義は未知数だが、名前がやたらと格好良いのが特徴。
  • ヒグシーノ
    もはやここに分類しても良いのか疑問になるくらい未知の粒子で、ヒッグス粒子の超対称性粒子である。ヒッグス粒子は万物に質量を与えるそうだが、その超対称性粒子であるこいつは何をするのか全く想像もつかない。なお、ヒッグス粒子のスピンは0だが、ヒグシーノのスピンは2分の1である[2]
  • カプチーノ
    カフェオレの超対称性粒子で、スピンは不明。同族にモカチーノという奴がいるが、明らかに場違いである。美味しい。

ダークマターについて[編集]

先程挙げた超対称性粒子の中に、ダークマターの候補がいくつか紛れている[3]。それらはまとめてニュートラリーノと呼ばれ、現在研究が進められている。

ニュートラリーノの一覧[編集]

  • フォティーノ
    やはり光子は軽いというイメージがあるのだろうか、これが最有力候補であるそうだ。
  • ズィーノ
    ウィークボソンZ型粒子は非常に重いのに、どうして彼がこんなところにいるのだろうか。…きっとダイエットにでも成功したのである[4]
  • ヒグシーノ
    未知すぎるからとりあえず候補にしとけ、と言うノリで候補になった粒子。

脚注[編集]

  1. ^ スピンとは言っても、実際に回っているわけではないそうだ。じゃあスピンっていうなよ、という反論は受け付けていない。
  2. ^ このことからも、ヒッグス粒子がいかに不良であるかがうかがえる。やはり彼だけは異端なのだ。
  3. ^ ダークマターの候補とは、超対称性粒子の中で最も軽い素粒子のことである。
  4. ^ 自分の質量を10万倍以上も小さくするダイエットを敢行したらしい。過激にも程がある。

関連項目[編集]