UnBooks:完璧な履歴書の書き方
不景気の中、就職活動は順調ですか?なかなか大変ですよね。そんなときに何枚も作るのが履歴書です。ここでは、どんな企業、どんな採用担当者に提出しても、それだけで採用を決めてしまうような完璧な履歴書(かんぺきなりれきしょ)の書き方を教えましょう。
履歴書を書くための道具の準備[編集]
まずは履歴書を書くための道具を準備しましょう。完璧な履歴書を書くには完璧な道具が必要です。
履歴書[編集]
まずは履歴書の用紙を準備しましょう。
- 市販の物を買えば十分ですが、それは当然再生紙100%でなければいけません。エコに配慮することは当然のことです。
- 紙から完璧にするために、自作の和紙に枠を手書きをする方法もあります。
- 木板やガラス板、鉄板等にレーザー等で履歴書を書き、自分の技術力をアピールする方法もありますが、それを受け入れてくれるのは極々稀なのでやめておきましょう。
- 印刷ミスの用紙は使えません、電子顕微鏡で見ても線にズレがないものを選びましょう。
筆記用具[編集]
筆記用具も完璧なものを使いましょう。
- 近所の店で売っている安い物ではいけません。最低1万円の外国製の筆記用具を使いましょう。
- もちろん新品以外は厳禁です。1枚書いたらその筆記用具は中古品なのですぐに捨てましょう。もったいないなんて言わない!
- 修正用具は不要。修正用具を使う時点でその履歴書は失敗作だからです。
履歴書を書くための環境整備[編集]
履歴書を書くための環境は非常に大事です。周りに気を取られていては書く文字に乱れが出てしまいます。
部屋[編集]
まずは履歴書を書くための部屋を用意しましょう。自分の勉強部屋なんて漫画やゲーム等誘惑だらけで集中できるはずもありません。履歴書を書くためだけの部屋を用意しましょう。
- 六本木ヒルズの高級ビルの屋上近くや、軽井沢の別荘等、最低1000万円の家賃がかかる場所が最適です。
- 海外の高級リゾートホテルのスイートルームでも可。
- 高級な部屋と言ってもラブホテルは厳禁。隣の部屋からあんあんいくーが聞こえてきて吐き気を促します。
- 高級な部屋と行っても周りが騒がしい場所は厳禁。
- 部屋の安全を確保するために周辺に警備員を大量に雇って配備すれば最高です。
- 部屋の絨毯やカーテンを殺菌・消臭するためにファブリーズを2ℓ以上使ってください。
- 部屋の空気は清潔にしなければなりません。必ずプラズマクラスター付の空気清浄機を10台使うこと。目の付けどころがシャープでしょ?
- 部屋の室温は摂氏25度、湿度は60%、高度8000フィート、速度は150ノットに保ちましょう。なお、客室乗務員はドアモードをアームドに変更してください。
家具[編集]
- 机の材質は問いませんが最高級品を選びましょう。デザインはどこぞのデザイナーがひねりにひねったものではなくシンプルなデザインを使いましょう。値段は10万円が最低ライン。
- 椅子も机と同様。机とセットになっていればなおよい。
- クローゼット、タンス、棚等他の家具は必要ありませんがちゃんとそろえましょう。だって、机と椅子だけの部屋って不気味でしょ?部屋の調和を整える高級家具が必須です。
- 足の小指をぶつけないように、家具の角は丸いものを使用しましょう。
- 部屋の壁には絵を飾りましょう。もちろんオークションで1億円以上使って購入してください。
音楽[編集]
- リラックスさせるためには音楽が必須です。一流オーケストラのCDを流すのもいいですが、一流オーケストラの楽団員を呼んで生演奏させるのが最適です。
- いくら気持ちが高まるからと言って、ファンのアイドルや声優を呼ぶのは厳禁。逆に集中できなくなります。
履歴書を書くための体調整備[編集]
完璧な履歴書を書くには心身とも最高の状態で書かなくてはいけません。
当日までの体調管理[編集]
- 履歴書を書く1ヶ月前から準備をしましょう。体調の周期を調べ、最高の状態に持っていけるようにメニューの検討、運動の実施等を行いましょう。一人で出来ないようであれば、一流のトレーナーや栄養士を雇うなどしましょう。
- 完璧な履歴書が書けるように神社仏閣にお参りしましょう。もちろん絵馬にはお願い事を書き、おみくじは大吉を引くまで買い、お守りはありったけ購入しましょう。
- 資金に余裕があれば、御祓いをしておきましょう。
- 睡眠は十分に取りましょう。しかし、各人で最適な睡眠時間は異なります。有名病院の医師に見てもらい、最適な睡眠時間を必ずとるようにしましょう。
当日やること[編集]
- 当日は心身を最高の状態に持っていかなくてはいけません。その仕上げはもちろん滝に打たれることです。5m以上の巨大な滝に5分以上打たれて精神を統一しましょう。滝に打たれてから準備した部屋にすぐに戻れば完璧な状態で履歴書に向かうことができます。
- 衣装も大事です、衣装をちゃんとすることで気持ちを引き締めることができます。もちろんイタリア製のスーツや京都の呉服屋で特注で作った和服などが適切です。
履歴書への記入法[編集]
履歴書の記入などにも注意が必要な箇所はいくつもあります。
字体[編集]
字は人を表すと言います。完璧な字にしましょう。
- 額縁に飾れば芸術作品として後年まで伝わるぐらいの字でなければいけません。
- 楷書で書きましょう。レベルの低い人事担当者相手にもわかるように気を遣うのが完璧な履歴書です。
- もちろん、あなたはペン習字の段位は持ってますよね?持ってなければ急いで取得しましょう。
写真[編集]
見た目は非常に重要です。従って写真は必要以上に神経を使いましょう。
- 一流スタイリストに衣装を選んでもらい、カリスマ美容師に髪型を整えてもらい、一流メイクアップアーティストに化粧をしてもらい、一流写真家に撮ってもらいましょう。
- もちろん衣装は一流ブランドの新品です。中古品では見えない汚れがあるので厳禁です。
捺印[編集]
判子は意外と目につく物です。もちろんこれも完璧にしないといけません。
- 判子の材質はもちろん最高級品である象牙です。えっ?ワシントン条約? 当然、施行前に入手した物を使うのが当然です。
- 判子は一流の判子職人に彫ってもらいましょう。本場中国の職人などがなお良いです。
- 朱肉は当然市販品じゃないですよ。宮内庁御用達の印泥ぐらいを使わないといけません。
最後に[編集]
こうして作成した履歴書は完璧です。人事担当者はこれを見たとたんに採用したくなること間違いありません。あとの面接を適当にやっても採用は間違いないでしょう。学生さんは早速実践しましょう!
採用されたら[編集]
出した履歴書で用いた用具(お守り以外)は、漆塗りの金の箱に入れましょう。もちろん、漆は一流の職人に塗ってもらいましょう。 お守りは、もちろん買ったところで納めましょう。
補足事項[編集]
重要なことを書き忘れてました。
いくら完璧な履歴書でも、適当に作られたコネ有り東大卒の履歴書には絶対に負けます。
だって、あなたレールから外れかけた3流大学卒でしょ?こればっかりはどうしようもありません。あきらめましょう。
関連項目[編集]
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この本「完璧な履歴書の書き方」は、著者の情報収集能力や執筆能力が低かったこともあり完成されていません。加筆して再出版してくれる人を探しています (Portal:スタブ) |