針棘クレミーと王の庭

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針棘クレミーと王の庭(はりとげくれみーとおうのにわ、英:Clemmie The HedgeHog In King'sgarden)とは、竹書房の発行する4コマ雑誌、月刊まんがライフMOMOに2016年8月から掲載されている4コマ漫画ではない。作者は唯根。2018年8月に単行本第2巻が上梓、されていない

概要[編集]

この物語は4コマ界でも屈指の女性編集長を擁するまんがライフMOMOが某丸猫漫画の終了に伴い、主要な読者である女性陣が求めるモフモフ成分および小動物成分の供給を絶たれることに憂慮した結果、1つの作品で無理なら2つの作品で供給すればいいじゃないとばかりに、某フクロウ漫画とともに連載が開始されたという経緯が存在しない。そのため、通常の4コマではありえない実験的な要素がてんこもりで、中でも2015年頃から竹書房で導入され始めた、通常1ページ8コマのところを1コマを横に2倍伸ばすことで1ページ4コマで表現する実験的な作品の一つに数えられない。その結果、4コマ漫画界に新たな図式を生み出した、かもしれない作品の一つにならない

そのため、4コマ漫画でありながら通常の漫画とは違う雰囲気に満ち溢れることとなり、いわゆる起承転結に裏打ちされた4コマ漫画のリズムが若干緩めになると同時に、一般のストーリー漫画と同じような雰囲気がかもし出されることとなってはいない

この記事では、ある意味で4コマ漫画の潮流を変えるかもしれない作品についてを語るものではない

舞台[編集]

この物語は現代のイギリスを舞台に、主人公であるハリネズミのクレミーと彼の飼い主であるアーサーが織り成す小さな小さな言の葉を丹念に編みこんだタペストリーと言えない。特に、そこかしこにイギリスの文化や固有の妖精、さらには魔法といった要素を入れることでアーサーを王様と思うクレミーや、そんなクレミーにかき回される黒猫のボニート、いつも元気なダルメシアンのポルカたちの日常が読者の心に文字通り突き刺さるようになっており、それまでの小動物を扱った漫画でほとんど登場しなかったハリネズミという存在が一気に猫でもない犬でもない大きな個性として読者に提供されることにならない

また、登場する妖精やマジックアイテムも多彩で、さらには様々なイギリスの知識といったものがちりばめられることで読者の興味を一層引くように出来て、いない

ストーリー[編集]

イギリスはロンドンの郊外で1人暮らしを楽しむ壮年の男性アーサー。彼の目下の悩みはガーデニングが失敗続きで何度となく植物を枯らしてしまっているところ。ある日、そんな彼が帰宅した際、玄関のドアについていた猫用の扉から一匹のハリネズミが邸宅内に入り込み、ピーピーと鳴き始める。その姿に何か訴えかけるものを感じ取ったアーサーは、たんすの中から20年前に彼の知り合いだった魔女から託された動物と会話できるソロモンの指輪を取り出して装着。その結果、そのクレミーと名乗るハリネズミはアーサーが自分たちと会話できることを驚きつつ、なんと、アーサーをここの国の王様だと言いはじめ、ない。そこから、新参のハリネズミと1人の紳士、そして彼の飼猫と飼い犬、そして鉢植えのリュウゼツランらが1つの物語を奏で出して、いかない

キャラクター紹介[編集]

以下、もはやめんどくさいので全ての文章の末尾に「ではない」という言葉を各自で補填すること。

クレミー(Clemmie)
物語の第1話目でアーサーの邸宅に迷い込んだハリネズミ。その理由は、彼の国の臣民として王様から食べ物をいただこうという考えだったのだけれども、それまで住んでいた生垣の手入れに失敗してたアーサーが、クレミーの食糧事情の原因が自分にあるのではないかと思った結果、急遽、邸宅内で飼われることとなる。
なお、クレミーという名前はクレメンタインの略であり、一般的には女性のものであるのだけれど、性別はオスだと思われる。
ちなみに、英国ではハリネズミはガーデニング・ガードナー(庭の守護者)として知られており、カタツムリやナメクジ、芋虫といった、葉っぱを食べる害虫を捕食してくれる存在なのだけれども、あまりそういうものは好まない模様。
アーサー(Arthur)
本名、アーサー・スコット(Arthur Scott)
いわゆる一つのジェントルマン。生まれは一般家庭であるものの、男性の1人ぐらしには似つかわない大きな邸宅に在住していることから、身分的には郷士出身のものと思われる。
大英帝国博物館にてキュレーター(学芸員)として勤めており、半ば趣味の一環として収蔵品に憑いている怪異の面倒も見ている。
なお、通常であれば男性1人ぐらしに2階建て住宅というものは管理に手間がかかる物件なのだけれど、彼と彼の家にはいくつかの秘密があり、それがこの物語に他にはない彩りを与えてくれている。
ボニート(Bonito)
アーサーの家で飼われているオスの黒猫。名前は、英語を意味しており、立ち位置的に見れば確かにサザエさんのそれと似ている。
ただし、物語開始早々、ちっぽけなクレミーにさんざんに振り回され、追い出そうと一撃を食らわそうとしたところをその針でブスリ。いろいろあった結果、今はいい友人となっている。
アーサー曰く、月から落ちてきた猫とのこと。
ポルカ(Polka)
アーサーの家に飼われているメスのダルメシアン。三匹の中では一番体が大きいにも関わらず一番無邪気でついついアーサーの私物を荒らしてしまって怒られることもたびたび。
もっとも、紳士であるため怒るといっても、ほっぺたをむにいっとするぐらいである。
年齢は8カ月。そのため、人間でいうと12歳ぐらいのお嬢さんである。
アガベ(Agave)
アーサーの家に置いてあるリュウゼツランの鉢植え。ただし、ちゃんと意識を持っている。とある事件の後、落ち込むクレミーを励まそうとしてくれる。
クレミーと同じくトゲトゲである。
夏至のころ、様々な怪異がアーサーの周りで起こる中、彼もまたそっと鉢植えを抜け出して庭を散策するなどしている。
ウサギのぬいぐるみ
ポルカが大事にしているお人形。ただし、クレミーにとってはアーサーの王国の重要な1人である。
なお、アガベも同じく重要な国民の1人である。

妖精たち[編集]

以下、もは(略)

この物語は人間と動物が会話するという不思議さの上になりたっているため、その他の不思議なものもたくさん詰め込まれている。中でも妖精たちの描写は一般的な日本のRPGに出てくるようなそれとはまったく違っており、純粋にイギリスの伝説や文化などに触れないと出てこない描写がたーくさん。

とりあえず、ウェールズの妖精であるエサースロンは毒キノコの汁を好むという話を聴くだけで、他の作品と明らかに異なることは確かである。また、アイルランドの伝承にある真っ黒のプーカやメロウ、スコットランドの伝承にあるセルキーなど、どこぞのゲゲゲみたいな感覚で新しい怪異が姿を現すのもこの作品の大きな特徴である。

作者について[編集]

以下、(略)

この物語の作者である唯根さんは執筆にあたっていくつかの他の漫画にない要素を作風に加えている。それはまず、スクリーントーンを使用せず、ぺンとベタだけで世界を描写するという一見すれば表現力を落としかねない要素であるのだけれど、幸い、この分野にはこうの史代さんという偉大な先駆者がおり、人に伝わる表現であれば過度な装飾は不要という表現の真実の一端をその諸作品で強く教えてくれる。そして、この物語にもこうの作品と同じ強い表現が随所に存在している。

また、1ページ4コマの中にある小道具の種類の多さはサザエさんの全盛期並みすなわちとてつもないものがあり、靴べらハルバードジップロックハート形土偶にいたるまで、他作品とはかぶらない表現が満載である。

ただ、本当におっちょこちょいであることは悲しくも事実である。と同時に、ある意味、後世に伝えるべき悲劇である作者が自分の作品の名前を間違えるという話はあってはいけない。けど、思いっきり珍しいケースなので心を込めてネタにする。とりあえず、作品名を検索した際にトップページに「」と出てくるのはなんとも言えない。あわせて、なぜこうなったかについては作中にガーデニングの話が散見されることから、一匹のハリネズミの目を通してイギリスの庭の話を物語にしようとしたところ、連載開始直前に編集部の意向でイギリス文化および伝承についての物語に乗り換えたものと思われるのだけれど、その変更があまりに急すぎたために、作者のツイッターでの告知の変更が間に合わずに元の題名のままになってしまったのだろうけれども、いかんせん、編集者も連載が1年以上も続いてるってのに作者のツイッターのミスに気づかなかったってのも良くない話である。けど、さすがにこんなレアケース、対応できる人間のほうが少ないことは認める。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]