ルルドの泉

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ルルドの泉( - いずみ)とは、1858年に開業した複合温泉施設である。ルルド村の当時14歳の少女ベルナデッタ(ベルナデット)・スビルーが、聖母マリアの幻覚を見た土地を「ここほれワンワン」とばかりに掘りまくったところ、温泉が湧出したといわれている。

[編集] 経緯

ベルナデッタの前に現れた聖母マリアは、「無料の温泉御宿」とルルドの方言で告げた。これを聞いた風呂好きのベルナデッタは嬉々としてスコップやツルハシを携え、マサビエル洞窟を掘り進んだ。すると、本当にお湯が出たのである。これをベルナデッタは神父に報告した。拝金主義者だった神父は、これは金儲けになる、とほくそ笑み、ベルナデッタの前に以後18回も聖母が現れたと宣伝し、またベルナデッタの思惑とは裏腹にルルドの泉を一大観光地に仕立て上げたのである。さらには、泉のそばに住む眼病を患った青年がこの温泉に浸かると、たちどころに彼の目が治ったと誇大広告まで出した。

こうした話はすぐに世間に知れ渡り、難病に苦しむ人々が大勢訪れ、ルルドを経済的に潤した。温泉の効能は効果覿面で、多くのけが人や病人を癒した。中には、医者に見放されたほど重篤の患者が全快したという例もあった。噂が噂を呼び、ルルドの町は左団扇で大笑い。1864年には聖母像が建てられ、やがて神父の期待通りに彼の教会は観光客がひしめく大聖堂になった。

金に目が眩んだローマ法王庁も一枚噛んで、ルルドの泉は現在、カトリックの聖地にもなっている。「奇跡的治癒」の報告は多く、現在までに教会から奇跡と認定された症例は、なんと66例にも上る。年間500万人(のべ入場者数1億人以上)ともいわれる観光客の数を考えれば、ルルドの泉が本物の奇跡をもたらし続けていることに、疑いを差し挟む余地など全くないとわかるだろう。

なお、ベルナデッタは聖母や奇跡について積極的に語ることはなく、1866年からはヌヴェール愛徳修道会の修道院にて尼僧として過ごし、1879年に亡くなった。ルルドの泉でよく湯浴みしていた彼女の遺体は、全く腐敗していないのだというが、実際の所は禁則事項です

[編集] 温泉概要

単純温泉の掛け流しである。神経痛関節痛冷え性皮膚病、奇跡、遺体の防腐などの効能で知られている。打たせ湯足湯岩盤浴サウナに温水プールまで完備し、無料で飲泉することができる。温泉たまご温泉饅頭まで揃えられ、泉の周辺には湯治場が格安で部屋を提供しているなど、痒いところまで手が届くサービスを展開している。

洞窟の上には数え切れないほどのが飾られており、これは、足の病気が治って歩けるようになった人たちが無用となった杖を捨てていったものである。中には、「南無大師遍照金剛同行二人」と墨書された杖もある。弘法大師空海が発見したと伝えられる温泉もたくさんあるので、ちょっとした勘違いをしたのであろう。

[編集] 関連項目


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