アイルトン・セナ
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
アイルトン・セナ(Ayrton Senna da Silva 1960年3月21日 - 1994年5月1日)は、ブラジル人F1ドライバーであり、F1に存在する神である。
通称「音速の貴公子」
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[編集] F1参戦前
セナは、ガキの頃はスーパーのショッピングカートで走り回っていた。ところがそのカートの運転技術は半端ではなく、セナの名を知られる頃にはエンジンなしで一般車を高速道路で抜き去るなど神がかっていた。
これに目をつけた父親は決して甘やかすわけではなく頭も良くないと走らせないと叱咤する。
その後イギリスに渡り下位フォーミュラクラスの改造を受ける。その後はトントン拍子にステップアップし、憧れのF1へと足を踏み入れることとなる。ちなみにF3クラスの相手としては納豆が勤まっていたのはナイショの話。
[編集] F1無名時代
トータス松本(後のベネトン)にお声がかかったセナ。ルーキーイヤーの最高位はモナコでの2位であったが、この頃からモナコでの神懸り的な速さと雨での強さが頭角を現し始めていた。
翌年は名門のロータスへと移籍する。この年ポルトガルで初優勝を挙げるが、ここでも雨で圧倒的に優位に立っていた。またベルギーでも同じ状況での勝利だった。
さらに翌年にはファミコンカセット「F1レース」を手にする。これにインスパイアされたセナはマシンにソフトを組み込んで走った。チートをたっぷり使い400km/hターボエンジンの裏技を使ったセナは半シーズンにあたる8回ものPPを決める。しかしチャンピオン争いに加わろうかというときにお母さんに窓からカセットを投げられソフトが破損(彼女との交際がうまくいかなかったため)、チャンプ争いから遅れてしまうのであった。
その翌年最強のホンダエンジンを手にするセナ。しかしロータスの改造に水が合わず中嶋悟とともに苦戦していた。当時10歳であった後のF1ドライバーである佐藤琢磨も見守る中この年は鈴鹿で走ることになっていた。2位を獲得するセナ。だがセナは鈴鹿にいる間、ファンの声にもみくちゃにされる。日本でセナの名を知られるようになったこの年から、波乱に満ちた運命が待っていたとは誰も予想し得なかったことであろう。
[編集] 骨肉の争い
マクラーレンに移籍したセナを待っていたのは、F1界の教授であった。セナに前から目をつけていたプロストも相当な速さを誇り、セナと2人で16戦15勝を挙げていた。13ものPPと8勝を挙げたセナは鈴鹿でチャンピオンとなる。だが説教ばかりで頭が堅いと思っていたプロストにセナはあるとき我慢が出来ずに幅寄せを行う。嫌がらせに怒ったプロストはセナを以前にもまして説教で縛り付ける。だがセナは仲を取り戻そうと当時言葉にも文化にもなってなかったツンデレを演じるようになった。
萌え要素を見出したセナであったが、プロストにはそれが理解できずにいた。そして翌年の鈴鹿の最終シケインで接触しプロストはリタイア。勝ったと思ったセナであったがシケインの存在を忘れていたために不通過で失格。労せずしてプロストがチャンピオンとなってしまう。その後プロストはマクラーレンを出て行きフェラーリに移籍する。その後もツンデレのツンを演じ続けていたセナ。そしていつの間にかプロストまで無意識にツンデレを演じていたのだ。
[編集] 神との出会い
ツンを長いこと演じ続けてきたセナはどこか心がすさんでいた。1990年も鈴鹿でチャンピオンとなるが、最終コーナーで神を見たとされている。この神に後に出会うことになろうとは思ってもいなかったのだ。
表彰式で出会ったのはおやっさんこと本田宗一郎であった。彼が鈴鹿でみたものとはおやじさんだったのだ。そのときのやりとりは、
オヤジ 「ナンバーワン、ナンバーワン、ナンバーワン!」
「セナ君、おめでとう。来年も、ナンバーワンのエンジン、作るよ」
セナ 「ドウモ、アリガトウ・・・!」
たったこれだけのやり取りであったが、セナはおやっさんの言葉に大いに涙した。その後撮ったツーショットは セナは大切に持っていたのだ。レースでは常にそれを離さなかったくらいおやじさんに感化されたセナは彼の人生を学ぶようになる。彼の言葉に心酔したセナはすっかりおやっさんフェチになってしまったのである。 しかし翌年、セナを見送るかのようにおやっさんは旅立っていったのであった・・・
翌年おやっさんの訃報をハンガリーにて知ったセナは悲しみにくれる。そんなセナはおやっさんが憑いたかのように猛然とプッシュする。終わってみれば3度目のワールドチャンピオンになっていた。だがこの頃からマクラーレンで何かが狂い始めていたのだ。
[編集] F1史上最大のバトル
翌年の1992年、マクラーレンは大いに苦戦を強いられることになる。マンセル率いるウィリアムズが強力なハイテク兵器アクティブサスを完成させたのである。またベネトンのシューマッハが非力だが軽量なフォードエンジンに似合わぬ強固な顎を引っさげ現れる。
おかげでずっとマンセルのターンが続き、ほとんどのレースでPPを奪う。一方のセナはマクラーレンがハイテク装備のハの字も知らぬおかげで開発が難航、ホンダのスタッフもおやっさんがいないのかエンジンが本来の力を発揮できずにいた。そこに小回りの効くシューマッハが付け入り、マクラーレンは両者から追い詰められる苦しい展開となっていた。
そんな中第6戦のモナコGP、この年は50回記念であった。ここでもマンセルが余裕のPP。セナは得意のモナコでPPを取れなかった。レースもずっとマンセルのターン! このまま前人未到の開幕6連勝かと思われたその時だった! マンセルがタイヤトラブルでピットインするハメになる。その間にセナが前に立つ。そしてここからF1史上最大のバトルが幕を開けようとは、誰もが予想できなかったことであろう・・・
前に立ったセナのタイヤはボロボロであった。一方タイヤをソフトタイヤに履き替えたマンセルは予選で上位相当のタイムをたたき出しながらセナに迫る。そしてあっという間にセナはケツに付けられてしまうが、ここから2人の異次元バトルが始まる。
タダでさえ狭くて滑りやすい上に抜けないレイアウトのモナコで、たった1mにもならない車間距離というとんでもなく危険な状況でセナは巧みにレコードラインとブロックラインを使い分ける。一方のマンセルもあらゆるコーナーで懸命に抜きにかかろうとプレッシャーをかけるが抜けない! 抜けない!
エンジン音や挙動や呼吸がひとつになって走る。もはやこのレースで走っているのはセナとマンセルだけという幻を見せられていたのだろう。そしてファイナルラップで世界は確信した。
ここはモナコモンテカルロ! 絶対に抜けない!!
そしてほぼ同時にチェッカーを受けた二人。セナがマンセルの6連勝を食い止め、モナコで同時に4連勝する快挙を成し遂げた。マシンもドライバーも、精魂尽き果てる。そして互いの健闘を称えあう。これこそがF1であったに違いない。
しかしそれでもマンセルの優位は揺るがずセナはチャンピオンを逃すハメになってしまう。実はこの年プロストはツンを演じ続けるもデレを見せないセナにすっかり疲れきってしまい寝込んでしまったのだ。
最大のライバルがいないセナは不満を漏らし始める。セナにはデレる相手もおらずモチベーションが落ち始めていたのだ。
[編集] セナプロ抗争の終焉
マクラーレンのgdgdぶりとホンダの撤退によりセナは全盛期の勢いを失いつつあった。そんな中朗報が舞い込んでくる。プロストが復帰するのだ。すっかりセナは狂喜乱舞し東京音頭を踊る。だが強いウィリアムズに参戦したプロストはそう簡単に勝てる相手ではなかった。しかしセナはそれでも1993年は雨で強さを見せ続けた。第3戦セガGPでセナは雨の中シャーシは旧式、エンジンはフォードの使い回しを使うなど期待が持てないアップデートだった。その中でまるで雨が降ってもいないかのような走りでプロストを抜き去り優勝。モナコ・鈴鹿でも勝ち存在感をアピールした。
しかしハイテクの塊には腕だけでは勝てなかった。チャンピオンを早々と決められた中で来た最終戦、ポールトゥウィンで締めくくる。が、まだやり残したことがあった。
チャンピオンを決めたプロストは引退宣言をしていたのだ。彼とは壮絶なツンツン戦争が続いてきた。あるときには寝込んで二度と会えないと思っていた。このまま終わってしまうのかと世界は心配の目で両者を見続けてきたのだ。そして両者は表彰台で握手をかわし、パドックでは抱き合った。まさしくデレの瞬間である。こうして未練をすべて断ったプロストはミサイルを退役し、晴れて元の体に戻った。
しかしここでセナが挙げた勝利が最後の勝利になろうとは、誰もが思ってもいなかったことであろう。既に終末へのカウントダウンは始まっていたのだ・・・
[編集] 狂った果実
セナはgdgdなマクラーレンとおさらばし、昨年から検討していたウィリアムズへ配備されることが決まる。しかしウィリアムズを支えていたハイテク機器が行き当たりばったりで改正され禁止、これによりセナに施されたアップデートはgdgdではなかったが空力面といった操作性に関係するものが致命的に悪化してしまう。その中で序盤の2戦はPPこそとったものの過敏すぎる操作特性でレースではすべてリタイアしてしまう。腕で何とかなるとセナを信用していたウィリアムズだったが、セナですら制御を狂わせる危険な代物だったのだ。この後に語られることが永久欠番、アップデートNO. FW16を刻むことになろうとは・・・
[編集] 運命の日
第3戦、サンマリノGP。すべては何事も無かったようにいくかと思われていた。この週末が、F1史上最悪の悪夢の週末になろうとは誰もが予想しえたものではなかった。
最初の予選の日、バリチェロが突如クラッシュ。ノーズに大ダメージを受け損傷する。その後ローランド・ラッツェンバーガーがヴィルヌーヴコーナーで大クラッシュ。シムテックのミサイルはバラバラとなり、ラッツェンバーガーは即死する。これが12年ぶりの死亡事故となってしまう。
誰もが恐慌したサーキットの中でセナは不安定な状態になる。その日セナは退役したプロストに「こんなレース、走りたくない。君がいないレースは寂しいよ・・・」と話していた。
そして運命の日はやってきた。この日のPPもセナ。後ろには2連勝のシューマッハが追う展開となっていたが7周目の高速タンブレロコーナーで突如コントロールが効かなくなり、300km/hを超える速度でウォールにクラッシュしてしまった。セナのマシンは大破し、跡形もなく粉々となってしまう。そしてセナは34歳という若さでこの世を去った。
世界中で愛され、日本でF1ブームに火をつけ、F1そのものを象徴する存在となっていた「音速の貴公子」はあまりにも速く駆け抜けていったのだ・・・
その後ブラジルで国葬が行われるほどの深い悲しみに包まれた。セナあってのF1と言ったF1のボスは「F1はもうおしまいだ」とつぶやいているほどだったのだ。
[編集] 異変
セナの死後、墓で異変が起こる。なんとセナの像を模した墓が突如ミサイルのごとく空に打ち出され、そのまま行方不明になってしまう。実はあれからセナの遺体はなぜか腐敗しておらず、生前のきれいな姿であったという。
墓守の人によると、
「セナの墓が突然光りだして震えたかと思ったら墓が空を飛んだんだよ!飛んでいくときなぜかエンジン音を上げながらものすごい勢いで飛んでいったんだ!すごい音だったよ」
現在もその墓石は行方不明であり、亡骸も一緒だったという。現在は別の同じ像を模した墓で立て替えているが飛ばないように厳重に警備されており、墓石の周りには無数の杭が打ちつけられている。不思議なことに、この事実は人々は忘れてるかのように何も知らずに献花を今日まで行っている。
[編集] その後
セナが空の彼方へと消えていった日から、F1界では不思議な出来事が起こる。サイボーグであるシューマッハが自我に目覚め、セナの遺志が宿ったかのように連戦連勝、ベネトンにワールドチャンピオンをもたらす。その後フェラーリに移籍後、2000年から怒涛の5連覇を達成する。そしてセナの死後、一度も観客を含めた死亡事故が起こることは無かった。たとえマシンがバラバラになろうが宙を舞う大クラッシュが起ころうがドライバーが放り出されようが誰一人死なず、悪くても軽微なケガで済んだ例が非常に多かったのだ。あのクビサの大クラッシュもぺヤングが原因で起こった1998年のベルギーGPでの大事故も佐藤琢磨の肉が原因で強度の弱い死角であるマシン斜め後ろから高速で突っ込んだクラッシュでもほとんど無傷、またコバライネンも高速で障害物に正面から突き刺さりながらも悪くて軽症で済んだ奇跡が今も起こり続けている。このことから、「セナはF1の神になった」とささやかれるようになった。
またスーパーアグリから開発したパーツを取り上げたりして開発を妨げたり、偽スポンサーと契約するよう仕向けたりして妨害工作を行うホンダを天から見たセナはその姿に幻滅する。既にその姿はオヤジのいたホンダではなく、オヤジの精神をも踏みにじる姿に怒りを覚えたのか、助けられなかったスーパーアグリが消滅後、ホンダは開発を行うたびにスローダウンを続ける悪循環にハマる。(ただしセナを最後に知るバリチェロは呪縛を逃れた)これもセナの仕業だと一部ではささやかれているようだ。(が、このことについてはオヤジが天罰を下したとの見方もある)
今日まで示された安全性の高さはFIAが徹底した管理に基づいたものではあるが、それでも危険なアクシデントは起こる。それでも誰一人死ななかったのは・・・多分、セナがいたからだろうと思う声も多い。
人は云う。音速の貴公子はセナだけのためのものであり、他がその名を騙る権利はないのだ。
アイルトン・セナ。音速の貴公子、アイルトン・セナ。
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