Ninjastar.png

ぼくのなつやすみ

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ひよこ陛下
秀逸な記事
この記事は秀逸な記事だよ。書いた本人とひよこ陛下が言うんだから間違いない。より素晴らしい記事にできるってんなら、してみやがってください。お願いしましたよ。
黒歴史

このセクションに書かれていることは黒歴史です!
できることなら見ないでおいてあげて!!

ぼくのなつやすみとは1999年9月にPSで発売されたサスペンスホラーアドベンチャーゲームである。

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ぼくのなつやすみ」の項目を執筆しています。

ストーリー[編集]

昭和50年8月…主人公は妊婦の母親が臨月を迎え入院したので、静岡の叔母の元に一ヶ月預けられることになった。

鷺の郷村・月夜野の一軒家へ寝ている間に父親によって運ばれた主人公を待ち構えていたのは、実の甥を「ボク」と呼び、頑なに主人公の名を口にしない、死んだ魚の様な目をした叔父一家の姿であった…。

概要[編集]

プレイヤーは小学三年生の男の子になり、空野一家の度重なる虐待から逃れつつ父親の迎えが来る8月31日まで生き抜くという、PTAが聞いたら卒倒しそうなサバイバルゲームである。

登場人物[編集]

ボク[編集]

本編の主人公。小学三年生。自己の存在を否定され「ボク」と呼ばれている。 所持品は持たず着の身着のまま。その上夏休みの宿題を実家に置いてくるという小学生男児らしいおっちょこちょいである。

空野一家[編集]

鷺の郷村の郊外・月夜野のうらぶれた一軒家にすむ四人家族。

空野優作[編集]

主人公の叔父であり空野一家の大黒柱。敷地に小屋を建てて陶芸を営んでいる …はずであるが、ボクの滞在中は仕事そっちのけで彼の行動を逐一見張っている。後を追いかけてはすぐに家に連れ戻そうとする。彼の追跡を上手く振り切ることが攻略の第一歩である。ファンからは追跡者の愛称で呼ばれる。

空野薫[編集]

主人公の叔母。専業主婦。 毎日22時まで起きていて、翌朝の6時半には洗濯(二漕式)と朝ご飯(五人分)の準備を完全に済ませているという、機械のようなルーチンワークをこなす主婦の鑑。若干不眠症の気がある。 神経質に晩ご飯に気を使い、夕刻時に話しかけると必ず今夜の晩ごはんクイズを仕掛けてくる。その姿はまるで何かが取り憑いているかの様である。

空野萌[編集]

主人公の従姉。中学三年生。最初は受験勉強と称して部屋に引き籠もったまま中々表に出てこない。

空野詩[編集]

主人公の従妹。小学二年生。ボクのことを完全に下僕扱いしている。仲良くなっても、事ある事に昼食抜きで真夏の山中を連れ回らされるだけである。

おにいちゃん[編集]

主人公の従兄。ホタル沢で溺死。

[編集]

ボク」を荷物も碌に持たせずに妹夫婦へ一ヶ月間押し付ける。夏休み中は何故か全く連絡を寄越さない。

エンディング[編集]

このゲームはマルチエンディングである。複数あるエンディングは全て物悲しさを漂わせている。


2000年版[編集]

1999年9月の発売当初は夏場を外したこともあり、売り上げが全く奮わず隠れた名作として埋もれてゆくと思われていた。しかし一年後の2000年6月に、ホラー色や暴力的表現を最低限にカットしたディレクターズカット版が発売されることとなった。

主な変更点は以下の通り。
  • シナリオが大幅に変更される。エンディングも一本化された。[1]
  • ゲームシステムにも大胆な変更が加えられ、プレイヤーの行動しだいで主人公が死亡するという展開が削除された。
  • 主人公の名前を正式に久保田ボクにするという大暴挙に出た。[2]
  • 舞台を静岡から北関東に変更。雨天や濃霧といった天候の変化が全くなくなった。[3]
  • 叔父の追跡システムが完全に時刻制に変更された。[4]

これ程までにヌルゲー化した為に、ファンは原作レイプであると発売当初からインターネット上で激しくバッシングした。しかし懐古主義団塊の世代には大うけし、夏場には好調な売り上げを見せ数十万本のヒットとなる。味を占めたメーカーはそれ以降、毎年マイナーチェンジ版を発売しサザンオールスターズTUBEと並ぶ夏の風物詩と認識されるようになった。 そのため初期のバージョンは無かった事にされてしまっているのが現状である。[5]

PSP版[編集]

上記の理由から激昂した原作ファンに対しての救済として2006年6月に原作のリメイクバージョンが別作品扱いで細々と発売された。 そして原作に比べてプラス要素として人物追加と今までは謎だった主人公を取り巻く謎の現象の種が明かされたり、新しいムービー、イベントが追加される事となり、後者によってより難易度の上昇が図られたために原作ファンは大満足した。 しかしやはり売上は奮わず、ヌルゲーマーからはクソゲー扱いされた。

脚注[編集]

  1. ^ ただ、改良のチェックミスが甘かったらしく、フラグが成立していると初期版のバッドエンドになる事がある。
  2. ^ よって最初の挨拶が「こんにちは、ボクです。」というなんともシュールな物になってしまった。
  3. ^ そのために一ヶ月晴天が続くという異常気象となる。
  4. ^ これにより叔父からの逃亡劇がなくなったが、どこにいようが17時には必ず晩ご飯の迎えに来るというなんともストーカー染みた恐ろしい叔父になってしまった。
  5. ^ ウィキペディアの人たちは明らかにホラーを求めていると思うのにな。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「サイレントヒル」の項目を執筆しています。
Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第4回執筆コンテストに出品されました。
銀
流行記事大賞 銀賞受賞記事

この記事は2008年流行記事大賞にて銀賞を受賞しました。
歴代の銀賞受賞記事を探す